9月5日「ミョウガ」のお話
そろそろ旬も終わりのころです。ショウガ科の「ミョウガ」は、若い花穂が特別に香りがよく、日本では平安時代から抗菌作用のある重要な野菜として栽培されていて、夏バテ解消にも良いと言われています。
江戸時代にはその独特の香りが好まれ、夏の麺類や冷奴の薬味で大流行したとのことです。現代でも夏の薬味の定番で、山椒や三つ葉と並んで薬味の三大植物。
また、現代では酢漬けやてんぷら、漬物など用途は様々で重宝な食材です。暑さにも疲れてくるこのごろ、旬が終わる前に美味しく頂き、爽やかに過ごしたいものですね。